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TTUD - TTUD2
¥1,650
2022年リリース、TTUDの2ndフルレングス。 1曲目「渚まで」が鳴った瞬間から前作以降の進化を感じられ、全編通してサウンドが塊で飛んでくる印象。完全なる憶測ですが、ライブを重ねることでバンドとしてのまとまりが強固になっているのかも。 2曲目「サイクル」、3曲目「凍る声」は前作アルバムの楽曲に引けを取らない疾走感。4曲目「Tamiflu」、このバンドこのくらいのテンポ感の曲が全部最高で勿論この曲も例に漏れず最高。からの5曲目「In The Haze」はThe Smithsを感じるギターのリフとコードワーク、個人的にこのアルバムからベストトラックに挙げたい1曲。この曲を筆頭に10曲目「Collective Past」や11曲目「まなざし」が顕著ですが、他の楽曲も各楽器のフレーズの随所にニューウェーブ色、ポストパンク色が強くなっているような。 また9曲目「Days Slipped By」は終始ドラムがめちゃくちゃかっこいい、この曲も好きです。 The Jesus LizardとかFugazi好きな人はこの始まり方ビリビリ来るはず。 恐らくこのバンドを聴けば誰もが思い至ることではありますがVan PeltやPolvo、Unwound……他、Touch And GoやDiscordにいる列伝達のサウンドを日本語の範疇に落とし込んでいる凄み。また久々にライブも拝見したいなと思いました。 - - - - - 1.渚まで 2.サイクル 3.凍る声 4.Tamiflu 5.In The Haze 6.カモフラージュ 7.鏡 8.Wiped Out 9.Days Slipped By 10.Collective Past 11.まなざし 12.わざと https://ttud.bandcamp.com/album/ttud-2
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百姓一揆 "IKKI 2" CD
¥1,320
SOLD OUT
静岡のレーベル・FURTHER PLATONICからポストハードコアバンド「百姓一揆」の新譜を入荷致しました。前作EPも好評のうちに完売とさせて頂きましたが、新作もM1はやはりというか持ち味のひとつである疾走チューン。無骨で金属的なギターサウンドはここでも健在ながらEPが先へ進むにつれ、前作に増して静と動のコントラストが濃く変容した雰囲気を感じました。なかでもエモ+ポエトリー的なM3は新機軸と言えるでしょう。バンドの今後の展開、更なるサイズ感での音源のリリースへも期待が高まりますね。 1. 精神焦燥衰弱 2. 何が残る 3. 諸行無常 4. 疾走 【レーベルレコメンド】 静岡県三島市のオルタナティヴロックバンド、百姓一揆による2nd EP IKKI 2。Gt Jamie(And Protector)が加入、4ピースとなり初音源。自主制作デモ音源から三曲を再録し、更に新曲「精神焦燥衰弱」を収録。 ナンバーガール以降のバンドによる積み上げれた課題を、蓄積されたフラストレーションでバーストさせる。エッジの効いたギターサウンドは、ポストハードコア〜EMOの流れを自然と消化し、Vo.和田の内に秘め過ぎたエネルギーが湧き上がる。彼はTHE RESTAURANTのVoでも在り、その二面性、但し持って生まれたメロディセンスは殺す事なく共存。Gt .JamieはAnd Protectorでもその巨大な存在感でファズギターをクールに放ち、百姓一揆でもマニアックなファンを唸らせるだろう。Ba.小橋は永らくsinkerでDrとして活動していたが、ベースプレイは中尾憲太郎よろしく系なダイナミックなピッキングと和音で存在感を放つ。年長者としての威厳を隠し持ったセンス重視でアピール。Dr.鶴野はギターロックバンドEstoで活動中。体に染み込んだパンクのルーツを、より自然に体現するプレイが想定外にフィットした。個人的な事を述べるのであれば、彼とは10年以上の付き合い。様々な歌ものバンドでプレイしてきた姿を観てきた上で、このバンドに在籍しているという奇跡に不思議な感情が込み上げ、その臨場感と共鳴した。 ナードに対して優しくも厳しく、新鮮なのにどこか懐かしい、それが百姓一揆。簡潔に纏めてしまえばbloodthisty butchers、COWPERS、eastern youthのフォロワーであるが、この時代を生き、全く違った可能性を感じとる事は容易だ。 レコーディングはfurther platonic、ミックスマスタリングはDevu Recordingsが手掛ける。 CD100枚とカセットテープ100本をそれぞれ限定販売する。 今を駆け抜ける彼らを知って欲しい上での回答であり、君達が知る頃にはもう手に入らない。 【試聴】https://www.youtube.com/watch?v=NSMCSKs_KRA
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せだい "Formula"
¥1,000
Bugメンバーも在籍のバンド「せだい」2018年暮れ発売の1stEP。ひとくちに漢気泣きエモと括ってしまうには勿体ないバランスは、Christie Front DriveやBoys Life、Mineral的にうねるアルペジオとアンサンブルにSyrup16gやBURGER NUDSの下北マインドを宿し、時に激情系の様相すら垣間見える。活動初期にしてここへ手が届く完成度たるや。今後のリリースも楽しみ! 1.Formula 2.チャームポイント 3.Stayclears 4.花火 【Stayclears MV】https://youtu.be/mho_ttBYXos
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Super Ganbari Goal Keepers "Dodometic Youth"
¥2,420
Super Ganbari Goal Keepersの2019年作。過去曲も直近のムードでリファインされたフルアルバム尺で、前作Cang Gang Popsで獲得した哀愁はそのままに更なる疾走感とバーストが加味されている。アノラック歌謡とも言えようスタイルは懐かしさを内包していながら、オリジネイターとしての佇まいが頼もしい一枚。 1.サマーオブザデッド 2.植物人間系男子 3.世を捨てよ町へ出よう 4.死んだ目をした少年 5.カレーうどん 6.レコードコレクターズ 7.チェリーマンの逆襲 8.抜け毛のうた 9.ドドメティックユース 10.僕のデスノート 11.テクノブレイカー 【trailer】https://youtu.be/GVQB3Rto8fQ 【死んだ目をした少年 MV】https://youtu.be/KvCFFfQlHkM 【レコードコレクターズ Studio Session】https://youtu.be/huqt_TeU09w
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Super Ganbari Goal Keepers "Cang Gang Pops"
¥1,100
東京で活動するSuper Ganbari Goal Keepers、2015年作ミニアルバム。 tweeやanorak等のC86的サウンドをなぞるのみならず、踏み込んだように感じられるのはかつての日本でフォークやポップソングが担ったリアリズムが歌い紡がれる悲痛な詞。その詞から観念よりも写実を強く感じるのは、曲名にじゃがたらとあるように江戸アケミが制作時に掲げたテーマにも近いような気がしています。こないだ弊レーベル協力の下リリースしたゆ~すほすてるのプレスリリースに「プロテストソング」って言葉を使ってみたら流石に止められたんですが(笑)その辺りはかなり印象として近く、通じる部分かなと。メンバーのみなさんの出自がわからないまま勝手なことを言ってしまうようで忍びないですが、彼らだけはずっと我々文系男子の味方でいてくれるのだろうと思います。ここまで書いてからなんとなく自信がなくなって彼らのツイッター覗いたら「青春の影を描いたギターポップバンド」とありました。影の中のみんなは集合だ! 【じゃがたらのレコード MV】https://www.youtube.com/watch?v=KuNp8Iv-zQA 【プログレッシブな愛 MV】 https://www.youtube.com/watch?v=U1FKTbVXjd0 - - - - - 1.ぬきぬきて性春 2.じゃがたらのレコード 3.プログレッシブな愛 4.フランケン死体さん 5.グミ・チョコレート・パイン 6.海を見にいこう
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Strip Joint "Like A Storm"
¥1,018
2019年7月にBlack HoleからリリースされたStrip Jointのシングル。旧名Ceremonyの頃から拝聴していたいちリスナーとしては、今作がバンド改名後に放たれる初音源でありながらかなり強気な攻めの一手ではないかなと感じました。 ダークなタイトルトラック"Like A Storm"が醸す不穏さとグルーヴは非凡でありながら美しく耳馴染みよく、対して2曲目"Leisurely"はピアノの音色が全体を彩る切なくもポジティヴな音の運びが心地良い。どちらの曲へもポストパンクマナーやサイケデリックな魅力は通底していながら、あくまでシンプルかつ骨太なアンサンブルやボーカル・岸田氏が漂わす色香までも味わえる極上の7inch作。DLコード付。 https://stripjnt.bandcamp.com/track/leisurely
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TTUD "s/t"
¥1,650
東京のオルタナティブバンド、TTUDのファーストアルバム。かつて下北沢で活動していた12月8日やdeid、またPlastic Treeのアルバム「トロイメライ」、そのプラトゥリに影響したCOALTAR OF THE DEEPERSなんかを想起してしまうのは少々と言わず早計かもしれませんが......。繊細な声が彩度の低さを際立たすギターロックとしての様相を成しながら、ギターが過剰に前に出すぎずリズム隊の足腰もしっかり、全楽器の旨味を活かさんとしたフルアルバムの構成とミックスの絶妙なバランスが見事。バンドの持つサウンドや楽曲キャラクターが許す範疇で様々な方法論を模索する姿勢には音楽への愛と信念と、今作のナーディーな魅力を思わずにいられません。 https://ttud.bandcamp.com/
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スーベニア / Town Split EP "とうとう"
¥1,620
2019年8月3日発売、東京のTownと名古屋のスーベニアによるスプリットEP「とうとう」は飾り気なく、無理な背伸びを感じない両者の楽曲スタイルがとても心地良い名盤で、改めてバンド音楽と暮らしとの距離について考えてみたりする。バーストも攻めた展開もあるのにあくまで淡々としてる風合いにこそ信念が宿ったようなこの二組の協奏、別なロジックで近い硬度を手にした彼らがジリジリとつばぜり合ってる感じが好き。実は昨年ディストロはじめるときに真っ先に声かけたのがTownだったんですが、その時彼らがまだ無料配布音源しかなかったから取り扱えずで。今回念願叶って(しかもわざわざお声がけ頂いて)扱えるのがとても嬉しい。qurage、toddle、ミツメの1st mimiなんかと並べて棚におさめたい1枚です。 - - スーベニア 1. フォロー 2. デリリウム 3. ゆうれい (Town カバー) - Town 4. 海 5. かみなりイレブン 6. 33 (スーベニア カバー) [Trailer]https://youtu.be/g7v93NUOSCI [Bandcamp]https://souvenirngy.bandcamp.com/album/-
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TURNCOAT "My dear ex..."
¥2,000
四国の最強エモメロディックTURNCOATの2019年新作!以前WATERSLIDEからたくさん入荷させてもらった直後に今作のプレスリリースがあって、なんと間が悪いことを……と自分を責める日々でしたがこのたび別作品の再入荷に併せてなんとか波に乗れました。 Hey Mercedesばりの男気サウンドはツヤっぽく、煌めきを増してゴージャスに。よりタイトで重量感のあるデザインが全体になされ、MVになったTranslucentはスタジアムの情景すら窺わせます。勿論前作までの流れを汲んだ疾走チューンも健在で、現行の若いバンドで言えばNOT WONKが開拓したニーズにもマッチしていきそう。IRISのカセット聴きながら新譜出ないかなあなんて夢見てた年始の自分が胸の中で涙してます。レジェンドが見せたこの勇ましい前進、是非あなたの手にも。 - 01.For your right 02.My dear ex... 03.Crushed by the naked king 04.Nervous breakdown 05.Translucent 06.Contradiction 07.Overflow 08.With you, Without hope 09.Wrong distance 10.Resistance lurking in the basement 11.Calmly burning [trailer]https://youtu.be/-28x4gnPYjQ [M5.Translucent MV]https://youtu.be/-A6Qhm3ozG0
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百姓一揆 "皮と肉、骨"
¥540
SOLD OUT
The Restaurant Gt.Vo.和田氏率いる新生ジャパニーズ・ハードコアバンド。NAHTやキウイロールの激情は敢えて語るまでもなく、M2では後期NUMBER GIRLがZAZEN BOYSに至るまでのアレンジで獲得したリズムにも肉薄。全体としてはBig Black~Rapeman~Shellacとアルビニがプレイヤーとして携わった作品の因子も存分に垣間見られるという。メンバーもいよいよ揃ったようで今後どう展開していくのか、次作が楽しみでたまりません。FURTHER PLATONICから。 - 1.福沢諭吉 2.Hutuu 3.Kawawohaide [試聴]https://furtherplatonix.bandcamp.com/album/--10
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mainspring tribute
¥648
(資料到着待ちの為詳細レビュー後日になります) - 1.SPRINGWATER - The Sun Has Not Yet Come Out 2.The Hum Hums - Turn Up 3.short straw fate - ordinary persons 4.Cody and The Checkmates - You Must Admit It 5.passive chord - still 6.slugger machine - belief
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I have a hurt "deep slumber"
¥2,160
SOLD OUT
東京のI have a hurt、2017年作の1stAL。もうずっと頭ひねったけど語る言葉が出ないぐらい自分と切り離しにくい1枚で、ひとまずCOWPERS/NUMBER GIRL/ART-SCHOOL/大森靖子と羅列してそういう爆音と文学を前に打ち伏せたいあなたはYouTubeでM4/Hello Darknessを聴こう。日本語ハードコア、というかあらゆる感情を伴う表現のあるべき地平がやっと開けたような作品。レビューについてはfurther platonicセリザワさんのそれが素晴らしいので、そちらのリンクも貼っておきます( http://furtherplatonix.shop-pro.jp/?pid=122796680 )。 そういえばこのバンドとの出会いってfurther platonicのサンプラーでした。懐かしいな。 - 01.消えないかこ 02.孤独の拡散 03.12X 04.Hello Darkness 05.明日が怖い 06.I know you lied 07.Wednesday 08.低温火傷 09.day in day out 10.blue 11.体温 [M4試聴]https://www.youtube.com/watch?v=N8u7EYjoAOY
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healthcare "healthcare"
¥1,080
2017年暮、Bandcampで公開された東京の3ピースバンド"healthcare"1stEPのプレス版。PENPALSの1st~2nd期をより純化したローファイオルタナぶりを地で行きながら、楽曲はキャッチーでThe UnlovablesやThe Muffs、Mixtapesなどポップパンクやパワーポップファンにも受け入れられる予感。 男女混声と偏に言うと大変ナウな感じがしてしまいますが、その意味ではある種かなりオールドスクールに(とはいえ演奏共々自由度高めに)曲の良さを突き詰めているバンドなのかも。 アイドルオタ的には首謀者でありベースの門脇氏が「やなコトそっとミュート」バンドセットのメンバーなのも大注目ポイントです。 1.Lavender 2.Ordinary Days 3.Coffee 4.Don't Take The Pictures 5.Express 6.Fight Club [試聴]https://healthcare1.bandcamp.com/releases