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along the beach - Distant Scenery
¥1,320
福井~滋賀で活動するalong the beachの1st EPが、滋賀・彦根の楽器屋さん「Tied Music」を間借してディストロも運営するVo.Gt 上坂君のレーベル、upslope recordsより。 イノセントで朴訥とした歌声と、日本人の心の奥底にある牧歌的な、土着的な何かが自然に呼び起こされるメロディ。eastern youth,bloodthirsty butchers,climb the mind,LOSTAGEを思い起こすのは言わずもがなで、「エモ」と呼ぶに相応しいそれは昨今ジャンルの解釈を広げながら盛り上がるリバイバル系とも、昔ながらの骨太で漢気系の暑っ苦しい感じともまた違う。突き抜け切らずひたすらに鳴らされるサッドなアルペジオが郷愁を掻き立てる。イメージとして頭に過るのはAmerican Football、Mineralも勿論そこに含まれるんだけど、個人的に思い出したのはPromise Ringの「The Horse Latitudes」って初期音源集。質感かなり近いような気がします。 胸にぽっかりと空いた穴に吹き込む、冷たくて痛みを伴う、だけど心地良さもある、隙間風のようにじんわりと沁みる侘び寂び感。「エモ」という言葉ひとつとってもどんどん多様化へ向かっている時代に、色々な誤解を受けてしまうのも承知の上で、これぞ正しく日本人が想起する「エモ」だなあと思います。 Slintっぽさもあるイントロが印象的な1曲目「あこがれ」から既にこのバンドの持ち味が炸裂、ポストロック調のアンサンブルに身を委ねる2曲目「白い海」から、和製The Summer Endsと言い切りたい虚しさが心いっぱいに広がる3曲目「いつかはいなくなるさ」。そして地続きで全てが終わりに向かっていく、僕のお気に入り4曲目「カノン」を散歩中、家事をしている時など、気付いたら口ずさんでしまっている今日この頃。EPに収録の4曲ともで遠くに見える(見えた/もう見えない)景色に関する共通した観念を歌い、統一感はありながらも、楽曲としてはとても幅があって今後の作品も楽しみになる。 ジャケットイラストはLOSTAGE五味岳久さん。録音とテックはTied Musicフジオカさん、エンジニアに岩谷啓士郎さんと、バンドがリスペクトを寄せる先輩や仲間と一緒に作り上げた名盤です。 追記。4曲目カノンのMVが公開されました。というか僕が脚本、編集、監督させてもらってます。撮影、演出はお馴染み湊川萌さん。主演は上坂君。我ながら良いビデオになったと思います。併せてお楽しみください。 https://youtu.be/Vr5tYV9VPsg?si=dvIH_BTvuG5Tn7Ln - - - - - ■下記、レーベルからのプレスリリース along the beachは2018年にGt/Voコウサカの宅録名義にて活動を開始、現在のバンド形態としては2023年頃から本格的に始動、滋賀県を中心に活動するエモ/オルタナティブバンド。会場及び一部店舗限定で発売していたシングル”あこがれ”を含めた全4曲入りEPをついにリリース。 ”Distant Scenery”と題した通り、「遠い世界、夢の景色」がテーマの4曲、ノスタルジック溢れる日本語詩とエモやポストロック、bloodthirsty butchersやNumber Girl、LOSTAGE、ART-SCHOOL等のジャパニーズオルタナに影響を受け、独自の解釈で混ぜ合わせたようなサウンド、田んぼのあぜ道や誰もいないススキの生い茂る野原といった風景を描写するようなアルペジオワーク、どこか現実感が無い特徴的な楽曲が並んでいる。 朝方の快速特急の中で、夕焼けの帰り道の途中で、誰もいなくなった秋の海辺で、いつもより音量を上げて一人聴いて欲しい。 レコーディングは滋賀県彦根市の楽器屋”Tied Music”のレコーディングスタジオにて、ギター・ベース・ドラムテックとして同店店長フジオカ氏が担当。 そして、レコーディング・ミックス・マスタリングはLOSTAGE、uri gagarn、トクマルシューゴ、CONGRATULATIONS、FIXEDなどインディペンデントに活動する様々なアーティストの作品を手がけるエンジニア、岩谷啓士郎氏が担当、クリアかつ奥行きのあるサウンドに仕上がっている。 サポートドラムはby the end of summer、Undermark、tweezなど多数のバンドでドラムを叩く小西雄太氏が担当し、アグレッシブかつ独創的なドラムフレーズを奏でている。 さらに、ジャケット・アートワークはLOSTAGE 五味岳久氏が担当、CDという媒体で是非手に取っていただきたい。 for fans… bloodthirsty butchers,Number Girl,ART-SCHOOL,Climb The Mind,bed,Pygmy I'm cricket,cinema staff,american football,mineral,Christie Front Drive,Hurl トラックリスト 1.あこがれ 2.白い海 3.いつかはいなくなるさ 4.カノン ・カノン Live Video https://youtu.be/D7XZY_4VJz8?si=a7WvMdhpdYlPN-KQ ・EP teaser https://youtu.be/AL_x2RUJH4U?si=3WprEgd_o4Y3RMeF
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April After All - 春待ち
¥1,650
北陸の3ピースバンド、April After Allのミニアルバム。along the beach上坂君のレーベル、upslope recordsより。 シャープで透き通った歌声、美麗でギラッとジャリっとしたボイシングが光るギターを基軸としたバンドサウンドながら、明るさ一辺倒にはならず陰りも見えている感じ、USというよりはUK方面っぽさが。StarmarketやLast Days Of April(そういやこれも名前が春だね)、またそれらの影響下にあるストレイテナーやcinema staff、最近のバンドだとBasementなんかにも通じるものがあるかも。 ……って書いてからちょっと調べたらみんな割と似たようなこと書いててびっくりした。きっと、音で景色を見せるのが上手いバンドなんだと思います。 僕の中ではそのカテゴリの上の方にGalileo Galileiがいるんだけど、楽曲が似てるとかではなくて聴いてる間の「曲との向き合わせ方」みたいなものは、彼らの楽曲から受ける印象に近いものがあります。 「あの頃のギターロック感」と言ってどの頃のことが伝わるか?は相手次第だとは思うんですが、どうしてもこの言葉を使いたくなっちゃいますね。Clematisとかとも一緒に聴きたい。 盤のリリースを担当したupslope recordsレーベルオーナー上坂君のレコメンドで知ったバンドですが、一気に世界感に引き込まれました。 1曲目「盗密」でビビッと来たリスナーを離さないひたむきな2曲目「drama」、切ないコードワークの3曲目「羊のうた」で冬目景の同名漫画を思い出していると4曲目「アイル」のアルペジオで持っていかれ、5曲目「春待ち」で趣向を変えた静と動を行き来した後、6曲目にストレートな「march」で〆る。構成も素晴らしい、完璧なミニアルバムだと思いますね。 春について歌う、というバンドのコンセプトに沿って春まで待って聴くのはもちろん、かつてあった季節、あるいはまだ来ない季節について。考えを浮かべながら物思いに耽るセプテンバー式の聴き方もまた良しです。 - - - - - ■■下記、レーベルからのプレスリリース 2023年始動、北陸(福井、石川、富山)を中心に活動する3ピースオルタナティブロックバンド、April After Allの初音源となる1st ミニアルバム、滋賀県のディストロ/レーベルのupslope recordsからリリース。 シューゲイザーやインディーロック、J-ROCKといった多種の影響元を参照し、北陸特有の曇り空的憂鬱さもある、爽やかさの中にも一抹の影を感じるサウンド。季節が巡ることによる喪失とその先にある希望を歌うような日本語詩と包み込むような女声コーラス、静かだが確かな熱が伝わる全6曲。特に表題曲となる”春待ち”の海鳴りのような広大なサウンドスケープは必聴。 syrup 16gやBURGER NUDS、ASIAN KUNG-FU GENERATIONといった00年代以降のJ-ROCK、またバンド名の由来でもあるLast Days Of April、MineralやChristy Front DriveといったEMOとも共鳴するサウンド、様々な音楽リスナーに聴いてもらいたい1枚となっている。 レコーディングは東京調布のStudio REIMEIで敢行され、レコーディング・ミックス・マスタリングエンジニアはayutthaya、ベランダ、ラブリーサマーちゃん、SUMMRERMAN等多数のアーティストに関わる横山令氏(Strohorn Music Laboratory)が担当、アナログとデジタル、両面からのアプローチによる素晴らしいサウンドに仕上がっている。 トラックリスト 1.盗蜜 2.drama 3.羊のうた 4.アイル 5.春待ち 6.march ・march MV https://www.youtube.com/watch?v=Cdago3YIC-0
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syaraku - 呱々に孵る
¥2,200
東京のバンド、syarakuの1st mini album。eastern youthやbachoのような、いわゆるアメリカ90年代エモやオルタナティブの影響下にありつつも、それでいて更に言葉に重心を置いたポエトリー調の歌唱。いわゆる激情系、と言うまで沸点が低くなく、かつ轟音でもない。どこか少し冷めてフラットな目線がとても新鮮に聴こえました。初期エレカシや尾崎豊まで思い起こすような男臭さ、ミニアルバムと銘打ちつつもボリュームは満点。楽曲バリエーションも広いため、バンドへの入り口としてこのハイカロリーさに立ち向かってみることをオススメしたいです! 1.虚仮 2.もうひとつの現実 3.砂の城 4.ひとり 5.鉄 6.もういちど生まれる 7.2020718.wave 8.日常(Live Recording) ・アルバムトレイラー https://youtu.be/x9daBJJvMq8 ・虚仮 MV https://youtu.be/dJ7BnZVtQbY?si=-GVpnMKHA4m7SgvF ・ひとり MV https://youtu.be/ATIUKdNEemQ?si=_uco2PdaAVKPqT-d ・もうひとつの現実 Live Video https://youtu.be/MCkM6R6oq64?si=LDnNiys-Hca4G0Ez ・もういちど生まれる Live Video https://youtu.be/Q0s-mwZ-JQY?si=crnh42RG0nunyHrt ・鉄 Live Video https://www.youtube.com/watch?v=rOBj-q6HlXI
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syaraku - 下哭情
¥1,100
東京のsyarakuによる3曲入りEP。eastern youthやキウイロール、チョモランマトマトの如く、街の中でぽつねんと取り残されているような息苦しさ、無理矢理胸に空気を入れればその中に匂い立つのはやはりジャパニーズハードコア。3曲目「街に生きる」はフラワーカンパニーズっぽさも。収録曲どれも少しずつ向いているベクトルは違えど、どこまでいっても日本人らしいセンスが良いですね。 1.滞留する生活 2.ラブカ 3.街に生きる ・ラブカ MV https://www.youtube.com/watch?v=Jl9U29LDgtA&t=172s
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TTUD - TTUD2
¥1,650
2022年リリース、TTUDの2ndフルレングス。 1曲目「渚まで」が鳴った瞬間から前作以降の進化を感じられ、全編通してサウンドが塊で飛んでくる印象。完全なる憶測ですが、ライブを重ねることでバンドとしてのまとまりが強固になっているのかも。 2曲目「サイクル」、3曲目「凍る声」は前作アルバムの楽曲に引けを取らない疾走感。4曲目「Tamiflu」、このバンドこのくらいのテンポ感の曲が全部最高で勿論この曲も例に漏れず最高。からの5曲目「In The Haze」はThe Smithsを感じるギターのリフとコードワーク、個人的にこのアルバムからベストトラックに挙げたい1曲。この曲を筆頭に10曲目「Collective Past」や11曲目「まなざし」が顕著ですが、他の楽曲も各楽器のフレーズの随所にニューウェーブ色、ポストパンク色が強くなっているような。 また9曲目「Days Slipped By」は終始ドラムがめちゃくちゃかっこいい、この曲も好きです。 The Jesus LizardとかFugazi好きな人はこの始まり方ビリビリ来るはず。 恐らくこのバンドを聴けば誰もが思い至ることではありますがVan PeltやPolvo、Unwound……他、Touch And GoやDiscordにいる列伝達のサウンドを日本語の範疇に落とし込んでいる凄み。また久々にライブも拝見したいなと思いました。 - - - - - 1.渚まで 2.サイクル 3.凍る声 4.Tamiflu 5.In The Haze 6.カモフラージュ 7.鏡 8.Wiped Out 9.Days Slipped By 10.Collective Past 11.まなざし 12.わざと https://ttud.bandcamp.com/album/ttud-2
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百姓一揆 "IKKI 2" CD
¥1,320
SOLD OUT
静岡のレーベル・FURTHER PLATONICからポストハードコアバンド「百姓一揆」の新譜を入荷致しました。前作EPも好評のうちに完売とさせて頂きましたが、新作もM1はやはりというか持ち味のひとつである疾走チューン。無骨で金属的なギターサウンドはここでも健在ながらEPが先へ進むにつれ、前作に増して静と動のコントラストが濃く変容した雰囲気を感じました。なかでもエモ+ポエトリー的なM3は新機軸と言えるでしょう。バンドの今後の展開、更なるサイズ感での音源のリリースへも期待が高まりますね。 1. 精神焦燥衰弱 2. 何が残る 3. 諸行無常 4. 疾走 【レーベルレコメンド】 静岡県三島市のオルタナティヴロックバンド、百姓一揆による2nd EP IKKI 2。Gt Jamie(And Protector)が加入、4ピースとなり初音源。自主制作デモ音源から三曲を再録し、更に新曲「精神焦燥衰弱」を収録。 ナンバーガール以降のバンドによる積み上げれた課題を、蓄積されたフラストレーションでバーストさせる。エッジの効いたギターサウンドは、ポストハードコア〜EMOの流れを自然と消化し、Vo.和田の内に秘め過ぎたエネルギーが湧き上がる。彼はTHE RESTAURANTのVoでも在り、その二面性、但し持って生まれたメロディセンスは殺す事なく共存。Gt .JamieはAnd Protectorでもその巨大な存在感でファズギターをクールに放ち、百姓一揆でもマニアックなファンを唸らせるだろう。Ba.小橋は永らくsinkerでDrとして活動していたが、ベースプレイは中尾憲太郎よろしく系なダイナミックなピッキングと和音で存在感を放つ。年長者としての威厳を隠し持ったセンス重視でアピール。Dr.鶴野はギターロックバンドEstoで活動中。体に染み込んだパンクのルーツを、より自然に体現するプレイが想定外にフィットした。個人的な事を述べるのであれば、彼とは10年以上の付き合い。様々な歌ものバンドでプレイしてきた姿を観てきた上で、このバンドに在籍しているという奇跡に不思議な感情が込み上げ、その臨場感と共鳴した。 ナードに対して優しくも厳しく、新鮮なのにどこか懐かしい、それが百姓一揆。簡潔に纏めてしまえばbloodthisty butchers、COWPERS、eastern youthのフォロワーであるが、この時代を生き、全く違った可能性を感じとる事は容易だ。 レコーディングはfurther platonic、ミックスマスタリングはDevu Recordingsが手掛ける。 CD100枚とカセットテープ100本をそれぞれ限定販売する。 今を駆け抜ける彼らを知って欲しい上での回答であり、君達が知る頃にはもう手に入らない。 【試聴】https://www.youtube.com/watch?v=NSMCSKs_KRA
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せだい "Formula"
¥1,000
Bugメンバーも在籍のバンド「せだい」2018年暮れ発売の1stEP。ひとくちに漢気泣きエモと括ってしまうには勿体ないバランスは、Christie Front DriveやBoys Life、Mineral的にうねるアルペジオとアンサンブルにSyrup16gやBURGER NUDSの下北マインドを宿し、時に激情系の様相すら垣間見える。活動初期にしてここへ手が届く完成度たるや。今後のリリースも楽しみ! 1.Formula 2.チャームポイント 3.Stayclears 4.花火 【Stayclears MV】https://youtu.be/mho_ttBYXos
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TTUD "s/t"
¥1,650
東京のオルタナティブバンド、TTUDのファーストアルバム。かつて下北沢で活動していた12月8日やdeid、またPlastic Treeのアルバム「トロイメライ」、そのプラトゥリに影響したCOALTAR OF THE DEEPERSなんかを想起してしまうのは少々と言わず早計かもしれませんが......。繊細な声が彩度の低さを際立たすギターロックとしての様相を成しながら、ギターが過剰に前に出すぎずリズム隊の足腰もしっかり、全楽器の旨味を活かさんとしたフルアルバムの構成とミックスの絶妙なバランスが見事。バンドの持つサウンドや楽曲キャラクターが許す範疇で様々な方法論を模索する姿勢には音楽への愛と信念と、今作のナーディーな魅力を思わずにいられません。 https://ttud.bandcamp.com/
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スーベニア / Town Split EP "とうとう"
¥1,620
2019年8月3日発売、東京のTownと名古屋のスーベニアによるスプリットEP「とうとう」は飾り気なく、無理な背伸びを感じない両者の楽曲スタイルがとても心地良い名盤で、改めてバンド音楽と暮らしとの距離について考えてみたりする。バーストも攻めた展開もあるのにあくまで淡々としてる風合いにこそ信念が宿ったようなこの二組の協奏、別なロジックで近い硬度を手にした彼らがジリジリとつばぜり合ってる感じが好き。実は昨年ディストロはじめるときに真っ先に声かけたのがTownだったんですが、その時彼らがまだ無料配布音源しかなかったから取り扱えずで。今回念願叶って(しかもわざわざお声がけ頂いて)扱えるのがとても嬉しい。qurage、toddle、ミツメの1st mimiなんかと並べて棚におさめたい1枚です。 - - スーベニア 1. フォロー 2. デリリウム 3. ゆうれい (Town カバー) - Town 4. 海 5. かみなりイレブン 6. 33 (スーベニア カバー) [Trailer]https://youtu.be/g7v93NUOSCI [Bandcamp]https://souvenirngy.bandcamp.com/album/-
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TURNCOAT "My dear ex..."
¥2,000
四国の最強エモメロディックTURNCOATの2019年新作!以前WATERSLIDEからたくさん入荷させてもらった直後に今作のプレスリリースがあって、なんと間が悪いことを……と自分を責める日々でしたがこのたび別作品の再入荷に併せてなんとか波に乗れました。 Hey Mercedesばりの男気サウンドはツヤっぽく、煌めきを増してゴージャスに。よりタイトで重量感のあるデザインが全体になされ、MVになったTranslucentはスタジアムの情景すら窺わせます。勿論前作までの流れを汲んだ疾走チューンも健在で、現行の若いバンドで言えばNOT WONKが開拓したニーズにもマッチしていきそう。IRISのカセット聴きながら新譜出ないかなあなんて夢見てた年始の自分が胸の中で涙してます。レジェンドが見せたこの勇ましい前進、是非あなたの手にも。 - 01.For your right 02.My dear ex... 03.Crushed by the naked king 04.Nervous breakdown 05.Translucent 06.Contradiction 07.Overflow 08.With you, Without hope 09.Wrong distance 10.Resistance lurking in the basement 11.Calmly burning [trailer]https://youtu.be/-28x4gnPYjQ [M5.Translucent MV]https://youtu.be/-A6Qhm3ozG0
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百姓一揆 "皮と肉、骨"
¥540
SOLD OUT
The Restaurant Gt.Vo.和田氏率いる新生ジャパニーズ・ハードコアバンド。NAHTやキウイロールの激情は敢えて語るまでもなく、M2では後期NUMBER GIRLがZAZEN BOYSに至るまでのアレンジで獲得したリズムにも肉薄。全体としてはBig Black~Rapeman~Shellacとアルビニがプレイヤーとして携わった作品の因子も存分に垣間見られるという。メンバーもいよいよ揃ったようで今後どう展開していくのか、次作が楽しみでたまりません。FURTHER PLATONICから。 - 1.福沢諭吉 2.Hutuu 3.Kawawohaide [試聴]https://furtherplatonix.bandcamp.com/album/--10
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anthology three chord "Journey"
¥1,620
anthology three chordの2017年発2ndMiniAL。FURTHER PLATONICより。 Burning AirlinesやSense Field、田渕ひさ子加入後のbloodthirsty butchers、ここ数年のLOSTAGEリリース作……それらが内包したエネルギーを胸いっぱい吸い込んでポジティブに吐ききったような恥ずかしげない気持ちのよさは、まさに北海道出身の彼らならでは……なんて形容するのはちょっと月並みすぎですかね。だけどそんなスケールの大きさを確かに感じ、心突き動かされ、身を預けたくなる名盤には違いないのです。 - 1.ローリング 2.サンデイ 3.ストレンジャー 4.ユース 5.ジャーニー 6.ススメ 7.ピストル 8.ハイライト [試聴]https://furtherplatonix.bandcamp.com/album/journey
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vanellope "attention"
¥864
FURTHER PLATONICのレーベルオーナー・セリザワさんも在籍するポストロックバンドvanellope、2017年作カセットEP。"city with white and gray"で見られた空間的で複雑なエフェクトや電子音を用いたアプローチを全体へ敷きながら、やはり特筆すべきは今回録り直された"sunshine state"の存在。メンバー脱退直後だった前作より鬼気迫る力強さを伴ってリファインされたこの楽曲からは何かを勝ち得た確信のような、彼らの直近の気分を感じられた。御一読頂いた皆さんの中で試聴してみてこれは……!と唸った方は下記レーベルBandcampから過去作pack your stuffとgoodbye,old sportも聴いてみてくれよな!お兄さんとの約束です。私めちゃくちゃ好きなんだから。 - 1.attention 2.sunshine state 3.transforming 4.dive ※カセット+DLコード [試聴]https://furtherplatonix.bandcamp.com/album/attention
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fog:weave - Split Album ”clear and serene”
¥1,512
FURTHER PLATONICから2014年リリース、京都のfog/横須賀のweaveの2組によるスプリットミニアルバム。ギターロックの地平からエモやハードコア的な切り口を覗かすfog"約束"と、自分達らしさをホールドしたままオーバーグラウンドへ躙り寄ったようなweave"slow down still more"。このリード曲のみに絞っても、スプリットという形態ならではのコントラストが本当に面白い。各3曲ずつ計6曲が圧倒的なクオリティで鳴らされる両者のバチバチ感、この盤を以ってレーベルが問う「インディペンデントとは?」という問いかけには、居住まいを正す思いです。 - 1.fog - 約束 2.weave - hearts bleed blue 3.fog - いつかの空 4.weave - freesia 5.fog - 栞 6.weave - slow down still more [M1:fog - 約束 MV]https://youtu.be/sVUi3Te4Teg [M6:weave - slow down still more MV]https://youtu.be/Hbs6BX-JsSk
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weave "the way to your heart"
¥864
横須賀のweaveによる2012年作シングル。FURTHER PLATONIC初期のリリースですね。のびやかで美しい楽曲、そしてメロディ。Starmarket/Him Kerosene/Last Days of Aprilら北欧エモ勢の持つ冷涼なムードを漂わせつつ、どこか牧歌的でもある。国内ではBLUEBEARDと並べ語られることが多いのも納得というか。インストトラックを挟んで再び視界が開けるM3.mineral pitchが白眉。 - 1.your heart out for 2.dawn 3.mineral pitch [試聴]https://furtherplatonix.bandcamp.com/album/the-way-to-your-heart
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I have a hurt "deep slumber"
¥2,160
SOLD OUT
東京のI have a hurt、2017年作の1stAL。もうずっと頭ひねったけど語る言葉が出ないぐらい自分と切り離しにくい1枚で、ひとまずCOWPERS/NUMBER GIRL/ART-SCHOOL/大森靖子と羅列してそういう爆音と文学を前に打ち伏せたいあなたはYouTubeでM4/Hello Darknessを聴こう。日本語ハードコア、というかあらゆる感情を伴う表現のあるべき地平がやっと開けたような作品。レビューについてはfurther platonicセリザワさんのそれが素晴らしいので、そちらのリンクも貼っておきます( http://furtherplatonix.shop-pro.jp/?pid=122796680 )。 そういえばこのバンドとの出会いってfurther platonicのサンプラーでした。懐かしいな。 - 01.消えないかこ 02.孤独の拡散 03.12X 04.Hello Darkness 05.明日が怖い 06.I know you lied 07.Wednesday 08.低温火傷 09.day in day out 10.blue 11.体温 [M4試聴]https://www.youtube.com/watch?v=N8u7EYjoAOY
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my ex"with bedhead"
¥1,800
京都の3ピースバンドmy ex、2018年発の4曲入り10inch。こちらが現状の最新作で、更に骨太くなった音像はアナログフォーマットにもマッチ。幕開けとなるM1からは純粋な希望や不安以上に、諦念を経たリスタート的平熱をおぼえました。バンド全体でどっと押し寄せてくる気配を支えるベースラインの逞しさは各所でも騒がれている通りで、もちろんギターもドラムも歌も自由でありながら寄り添って成立するアンサンブルの妙が見事。M4タイトルにて前作との地続きを感じさせる(まさに彼らのMV3作も同じ監督が手掛け描かれているように)コンセプトも素敵です。歌がしっかり芯にありながら生粋の音楽ファンを唸らせる要素を孕んでいて一過性ではない、ましてやヘロヘロといなたいでもない、ちゃんと暮らしとの距離が近いこのバンドをレコードで聴けるという選択肢の拡がりにすごく意味があると思う。ダウンロードコード付属。 - sideA 01.出発 02.めまい sideB 01seein'bed 02.ワンスノーモア [M1:MV]https://www.youtube.com/watch?v=VsSJiEp0Bq8 [試聴]https://myex.bandcamp.com/album/with-bedhead
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my ex "イエスタディワンスモア"
¥1,800
- 01.ジャストライクビフォア 02.おかねがない 03.ホワイトアルバム 04.ギブミーバック 05.フェード 06.うるさいばか 07.シール 08.ハウトゥクライ - [M1:MV]https://www.youtube.com/watch?v=YBQen_F4a0Q [試聴]https://myex.bandcamp.com/album/-
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my ex "homework"
¥1,680
- 01.unlucky 02.もうこんな時間 03.my ex 04.サテライト 05.ワードファインダー 06.あくびをすれば 07.テーブルトーク 08.ホームワーク - [M1:MV]https://www.youtube.com/watch?v=OZH5cuqig2Y [試聴]https://myex.bandcamp.com/album/homework