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DADA GAUGUIN "シーガルシーガル"
¥1,000
2018年暮れにリリースされたDADA GAUGUINの4th EP"シーガルシーガル"。 前作よりもスタートダッシュの速さを緩めることなく突っ切る楽曲、いっそうエレクトリックにスケールアウト気味のフレーズはニューウェーブっぽさと無邪気なポップネスを実現していますが、そこに1stで色濃かったハードコアの要素も加味されており。ここへきてそのカードを切る決断は果たして確信犯でやっているのか自然体でこなしているのか……。前作"にじ"と併せて聴くとわかる推移も楽しい、いや往々にしてアルバムを聴くってそういうことなのは重々承知なんですけど、とはいえ間違いなく集大成的な作品であるかと思います。 - 1.シーガルシーガル 2.日々泡 3.ムンク 4.進化論 [試聴]https://www.youtube.com/watch?v=eCRIcBMJ7UI M1 / https://www.youtube.com/watch?v=k0Y8Q1-gZn0 M3 / https://www.youtube.com/watch?v=LfA1OOg2Dsg https://www.youtube.com/watch?v=tpOdUPjODUM
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DADA GAUGUIN "にじ"
¥500
2016年リリース、DADA GAUGUINの3rd EP。 このバンドについて、一聴すればニューウェーブの雰囲気を想起できることは皆さん指摘されていることかと思いますが、実は新作"シーガルシーガル"と今作の取扱に際してこっそり1stと2ndも聴かせて頂いて思ったのは過去作……とりわけ2作目で顕著に取り入れていたエモやギターポップのアルペジオを更にシンフォニックに押し広げ、ダンスロックやポストパンクの佇まいを見せて歪むギターの存在感。ともすれば鳴るイノセントでやさしい歌声とそうして吐き出される日本語たちが、尖り気味の演奏をポップな方へポップな方へと先導していく。しかしそれも文字通り、あくまでも一面に過ぎないわけですよ。 というのも、極力ネタバレは避けたいこのCDの構成についてですがこれが本当に意欲的で素敵!言うなれば、というか言っちゃいますねって感じですがDeath Cab for CutieとPostal Serviceの相互作用で成立しているという。何かを試みることをインディペンデントというならばこのニンさんの企みこそをそう形容するべきなのでしょうね。 - 1.魔法 2.バレンタイン 3.シャドウ 4.青年と青い海 5.グレー 6.balloon [試聴]M6 / https://www.youtube.com/watch?v=HdjanMf6_xY
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talk "Sundae Flip / In Refrain Rain"
¥1,000
SOLD OUT
ソロ名義の音源制作やエンジニア業で活躍しているKensei Ogata氏。彼がかつて熊本で結成していたインディーポップバンド「talk」は(Balloon at dawnのレビューにも書きましたが)Dead Funny Recordsの創設にも深く関わっていて、なんでも彼のバンドを世に出すためにレーベルがキックオフしたのだとか。 そんなtalkから代表曲"Sundae Flip"とレーベルコンピ収録のレア曲"In Refrain Rain"カップリング7inchのデッドストックを分けて頂きました……talkについて語り始めると溢れ出る思いが止め処ないですが、とりわけこの"Sundae Flip"という曲との出会いは間違いなく人生のタームポイント。あのとき開けた地平の延長上に僕はまだまだいるんだと思っています。 それぐらい、10代だった当時シューゲイザーやインディーポップを好きになるきっかけって間違いなくこのバンドとの邂逅が大きかったし、それが僕自身の思い出としてじゃなく同世代にそういう友人が沢山いるんですよね。所謂"悟り世代"のバンドマンが集まると「talkのSundae Flipを聴きながら高校に通ってた」って話から意気投合がはじまるくらい。ある種の人々の原風景ですらあるバンドの大切な曲を時を経て扱わせて頂けること、大変光栄であると共に、あの頃の自分みたいな人にどっかで届けられたらなという気持ちです。 DLコード付2曲入7inchに、さらに特典としてKensei Ogata氏名盤ソロアルバム「Her Paperback」2017年リマスター版が聴けるDLカードも付属。豪華内容、少量入荷ですのでお早めに。 1.Sundae Flip 2.In Refrain Rain + Kensei Ogata solo album"Her Paperback"2017remaster DLcard [試聴] M1 / https://soundcloud.com/deadfunnyrecords/talk-sundae-flip M2 / https://soundcloud.com/deadfunnyrecords/talk-in-refrain-rain Kensei Ogata"Her Paperback" / https://deadfunnyrecords.bandcamp.com/album/her-paperback
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ラグチューシャック "ALONE/TOGETHER"
¥1,000
京都のバンド"ラグチューシャック"の2014年解散時発1st Fullが、2017年にボーナストラックとライナーノーツを封入した新たな装いでリイシュー。 僕は今作にかなり乗り遅れてしまって2018年3月、Banana Collectionウメザワくんのイベント「約束の地」で購入したんですが、Definitely Maybe~Morning Glory、WeezerのBlueレベルに全曲アンセム級の泣きギターロックっぷりに脱帽。詞の良さに負けず劣らない歌心も素晴らしく、the pillows~スピッツ~Mr.Children~くるりと並べたとてそのどれとも違いながら突飛すぎるでもない、絶妙なポイントでのオリジナリティを確立しています。 "偶然にしてはままならないことが多すぎる"日常を"前を向いて過ごす振りをする"ぼくら、"似てない似顔絵"や"君の好きな映画で眠ってしまう"ことを、戸惑いながら肯定したい思いに果てしなく共感してしまうのでした。ひとり立つ屋上から誰かを探して交信(=ragchew)する孤独を救えるのはラグチューシャックだと断言します。 1.似顔絵 2.日は明日 3.ハーブ 4.煙 5.シンパシー 6.FADED 7.チルドレン 8.アローンとアローン 9.闇を行く 10.ジーザス(bonus track) [試聴]https://ragchewshack.bandcamp.com/
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DRUGONDRAGON "どっかの誰か 誰かの何か"
¥2,030
world's end girlfriendのレーベル「Virgin Babylon Records」より、 西方龍氏のソロプロジェクト"DRUGONDRAGON"2018年作を入荷致しました。 個人的に今年ベスト級のアルバムだったので感激しているのはさておき、 Mount KimbieやFour Tetをより暴力的に、より内省的に電子的に(しかし美しく)発展させ、一方でパーソナルな距離感を歌う切なさを引き立てる歌声とアコースティックギターの音色。ライブ映像など参照しても明らかな力強い哀しみの身体性は、音源でもハッキリ実現されています。 エレクトロニカやノイズ好きには勿論ですが、国内だとスーパーカー、(一部で今作が闇落ちしたスーパーカーといわれているとか)やSyrup16g.、大森靖子のファンであるぼくらが閉ざしがちな扉。ぶち破ってくれるのはひょっとして彼なのかもしれません。 1.METEOR GIRL 2.YUMEMIRUFUTARI 3.LOOP&LOOP 4.MR.CHILDREN 5.PROLOGUE 6.TIME LEAP 7.PYCHODAD FRYINGPANMOTHER 8.NANKADOKKA 9.KOIWA NEW TRIP 10.MITAINAMIRAI [試聴]https://www.youtube.com/watch?v=-oxthoPWK9c https://www.youtube.com/watch?v=KH8NCAh8ffI https://www.youtube.com/watch?v=Uos7oh0X7wg
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healthcare "healthcare"
¥1,080
2017年暮、Bandcampで公開された東京の3ピースバンド"healthcare"1stEPのプレス版。PENPALSの1st~2nd期をより純化したローファイオルタナぶりを地で行きながら、楽曲はキャッチーでThe UnlovablesやThe Muffs、Mixtapesなどポップパンクやパワーポップファンにも受け入れられる予感。 男女混声と偏に言うと大変ナウな感じがしてしまいますが、その意味ではある種かなりオールドスクールに(とはいえ演奏共々自由度高めに)曲の良さを突き詰めているバンドなのかも。 アイドルオタ的には首謀者でありベースの門脇氏が「やなコトそっとミュート」バンドセットのメンバーなのも大注目ポイントです。 1.Lavender 2.Ordinary Days 3.Coffee 4.Don't Take The Pictures 5.Express 6.Fight Club [試聴]https://healthcare1.bandcamp.com/releases
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Bug "Bug EP"
¥1,620
東京のバンド"Bug"がこれまでBandcampでリリースしてきた音源をコンパイル。 新たなミックスに特典デモも加え、無理言ってフィジカルで是非リリースを……、とお願いしたところ、画像の通りキッチュでエッジの利いたデザインのトートを送ってくれました。 録音からすべてDIY、ローファイでフォギー。左右と真ん中でギターアルペジオとベースのフレーズが絡み、少し向こう側にギラっと香るシズル感はDIIVやBeach Fossiles(=Captured Tracks)直系、またダークな音響面は"Here and Nowhere Else"期のCloud Nothingsにも近い感触を憶えました。 デモからEPへの推移として、より音楽性の深化が解るのも面白いです。 トートバッグにDLコード付、 デモも合わせるとフルアルバム級の尺になるので、 バンドを知るきっかけとしてぜひ。 ・Bug EP 1.Vanish 2.輪廻 3.Workman 4.灰 5.Kageman 6.Nicola (全てEPのため新Mix) ・Bug demo 1.借り暮らし 2.日々 3.2つの橋 (未公開音源新Mix) ・トート(黒) 横幅19.7cm 縦幅23cm マチ有りタイプ [試聴]https://buging.bandcamp.com/
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The Fur. "Town"
¥2,160
2670Recordsより2018年10月リリース、台湾の"The Fur"のデビューアルバムは牧歌的なドリームポップの魅力が詰まった一枚。 M83やMGMTのエッジをマイルドかつキャッチ―に仕立てる演奏、色彩豊かな表現描出はVo.Savanna氏の歌声にも発揮されている通り。流石Four Pensを輩出したお国柄と唸ってしまいます。 今秋来日のU.TA(屋塔)や2670からリリースが決まったDeca Joinsなど、改めて盛り上がる台湾インディーシーン。間違いなくこれからを牽引する存在としてのプレッシャーはindienativeのインタビューからも見て取れますが、それでもチャーミングな受け答え。音楽性に近くてとっても愛らしいです。 日本にもどこか近く、だけどやっぱり違う異国の音楽探訪。 まずは彼女達の優しい音色から是非どうぞ。 1. Short Stay 2. Messi 3. Little Song 4. 25 5. We Can Dance 6. Avocado Man 7. Blueberry 8. We Can Dance (Conehead Remix) [試聴]https://thefurofficial.bandcamp.com/
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Let’s be Loveless "Let’s be Loveless"
¥1,728
2670recordsから2013年リリース、ブルックリンのLet's be LovelessによるセルフタイトルEPは、2010年代ニューゲイザーの潮流にありながらAlvvays等現行のバンドのファン~往年のギターポップフリークにまで刺さらんばかりの新鮮さで、いつまでも聴けるエバーグリーンな1枚。 ロリータ気味のウィスパーボイス(=女性的)、その真裏で鳴るミッドとアーミングの効いたギターフレーズ(=男性的)の対位がユニークで、しかしその作用は外連味でなくあくまでも彼らがプロフィールに掲げる「シューゲイザー/ブリットポップ/ガレージロックを経た先の普遍的なポップソング」の組成に不可欠なマテリアルとして巧みに配置されている。 The SundaysやCardigans、Broadcastがメンバーの共通項で、元々はReplacementsのようなバンドを組んでいたのだとか。ブルックリンという地名に一定の信頼を置いてしまう方にも是非チェックして頂きたいです。特典缶バッジ付(色はランダム封入)。 1.Video Song 2.Motivational Speaker 3.Star Matter 4.Wake Up 5.Assassination* 6.Pull the Curtain* *日本盤ボーナストラック [試聴]https://letsbeloveless.bandcamp.com/album/lets-be-loveless
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Some Gorgeous Accident "Sleep In Symmetry"
¥2,160
2670recordsのカタログから、2013年発"Some Gorgeous Accident"の2ndを入荷致しました。フィリピン出身、カリフォルニアで活動する通称"D"によるジャケット~サウンドのトータルデザインは、他作でも引用される冬のイメージ。 朝方の澄んだ空気……あの心地よさや実感が立ち上る優しいシューゲイズ。 海外では過去にAlpaca SportsやSummer twinsのリリースもあるDufflecoat Recordsから発売。Bandcampの注釈を見るに彼は活動を終えてしまっているようですが、音楽が残っていく素敵さを改めて感じます。 1.See You Shine 2.Tracing Baguio 3.Avenue 4.Blush 5.Your Gaze 6.Sleep In Symmetry 7.A Million Miles Away [試聴]https://somegorgeousaccident.bandcamp.com/album/sleep-in-symmetry
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cattle "April showers"
¥1,080
cattleが自主レーベル"TESTCARD RECORDS"を立ち上げて放つのは、新たな門出にふさわしい元気いっぱいのギターポップナンバー2曲入りのカセットテープ。コンパクトなループフレーズが印象的なA面:April showers、そして前作タイトルからの流れでB面がGo sailorのFine day for a sailingカバー、BPMはこれまでで一番速いんじゃないかな? 1stの頃からずっと聴いているバンドですが、自分たちのスタイルに軸足を置いてジャンルをピボットするような身軽なおてんばさ、愛しくてたまらないです。これからも振り回されちゃいたいと思います。DLコード付限定100本。 - A.April showers B.Fine day for a sailing(Go sailor cover) [試聴]https://testcardrecords2017.bandcamp.com/album/april-showers
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cattle "Slow sailor"
¥1,620
cattleというバンドの特徴として出音の力強さを思っていましたが、更に輪郭のはっきりしたギターサウンドは間違いなく今作の目玉でしょう。シューゲイザーの浮遊感を踏襲したキーボードはより洗練されコーラスに近い立ち回りで歌を補完し、ドシッと来るリズム隊も健在でアンサンブルとしてますますぎゅっとまとまった印象を受けました(ラウド・ギターポップとでも言いましょうか)。 リバーブを抑えドライな音像で勝負した今作までの変遷はAmusement parks on fireが3rd "Road eyes" でシフトした路線に近いのかもしれません。M3.TwisterellaはRideのカバーにPainsの"Everything With You"をマッシュアップして跳ね回るようなじゃじゃ馬っぷり。発売当時の"ワシやっぱりパンクが好きなんや!"というGt.ぬーひーさんのツイートもなんだか泣けました。好きなもの好きなだけ詰め込んでキラキラできるって素晴らしいことです! - 1.Sherbet 2.Dear heart 3.Twisterella(Ride cover) 4.Within your reach 5.Slow sailor [試聴]https://jigsawrecords.bandcamp.com/album/pzl124-cattle-slow-sailor-ep
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cattle "Somehow hear songs."
¥1,620
東京のシューゲイザーバンド・cattleの2015年作1st Mini。 当時かなり話題になってぼくも別サイトでレビューさせて頂いたりしましたが、やっぱり好きです。ギター頼みにならずバンド全体で前に迫ってくる勢いの良さは根底を支えるドラムのマッチョなプレイング故でしょうか。ウィスパーせずに歌いきるボーカルでも気持ちよくなれるのはメロディーに逃げがないことの証明でもありますね。とはいえどっかにお約束的な無機質さを孕んでいて、そんな空気を醸すキーボードの絡め方、激シブです。 超余談ですがM5.Blue starは東京のアイドルグループ「・・・・・・・・・」がカバーで披露している模様……。 - 1.Somehow hear 2.Bit and little 3.Fluff 4.Amy 5.Blue star 6.Birth [試聴]https://jigsawrecords.bandcamp.com/album/pzl079-cattle-somehow-hear-songs-ep
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Smokebees "Swimming Souls E.P."
¥1,080
デンマークと日本の遠距離ユニット"Smokebees"の1st EPはリズムマシンをベースに構築されたノイジーなローファイ・インディーポップ。手の届かない何かに傷つく儚さが歌われる明媚な詞は音の運びも気持ち良くて、自分なりに翻訳しながら感動してうっとりしていました。 ユニット名の由来であるSparklehorse……そしてGrandaddyやEelsが試みた実験、抱えた悲痛を思い起こさせる彼らの楽曲ですが、しかしそれは決してそれとしてダウナーに振り切れるのではなく、先に挙げたオリジネーター達に通じた美意識で以って一時の甘い夢を見せてくれる。深い森の中で霧にまぎれた湖畔の古いホステルに迷い込むようなジャケット、そしてBoys Age Kaz氏の帯コメントも彼らの音楽性を体現していて素晴らしい。携帯プレイヤーで音楽を持ち運ぶのが常ではある昨今ですが、眠れない夜中にふとこのパッケージを手に取って眺めながら聴き返してたりもしてみてほしい、素敵な作品です。 - 1.Another World, Another You 2.Ancient Lies 3.Tame The Dog 4.Eleven Brothers 5.Smokebees [試聴]https://smokebees.bandcamp.com/
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ゆ~すほすてる "サマーカセット"
¥1,080
SOLD OUT
結局夏っぽいことしなかったかも、ってなみんなで聴きたいゆ~すほすてるの新作カセットは前作「かなしい」の情けなさをそのままさらに加速させ、現メンバーでのバンド録音も宅録楽曲も完全パッケージング。Vo/Gt.エガワさんによるDIYのミックスは2018年のPinkertonかCrooked Rainかと見紛う、ほどよくローファイな仕上がり。 ヒップホップのフィーリングを醸すM1.さま~べいび~は、スチャダラパーやRIP SLYMEのことを考えながら聴いていると飛び込んできた"マスターキー"ってフレーズがなんだか嬉しくて。とはいえそんなビート上でも、弾き語りでも、宅録でもバンドスタイルでも、どの楽曲/どの演奏スタイルでもメロディーにしっかり打撃力がある。そこにネガティヴだけど答えは出さずになんとか進んでく背伸びしない日本語詞。季節だしって無理して流行りのナイトプールまで行ってみたけど怖気づいて突っ立ってたり、振り返ると昔好きだったあの子にそっくりな誰かを見つけてしまって(もちろん隣のオトコと笑ってて)帰り道に鼻がツンとするのをなんとか誤魔化してみたり、そんな風なぼくらはやっぱり彼らの音楽にノックアウトされてしまうのでした。 DLコード付100本限定。音源に惹かれた方、ライブがとってもかっこいいバンドなので現場で見るのもめちゃくちゃおすすめです。 - 1.さま~べいび~ 2.夏休みがはじまらない 3.学生は通り過ぎた 4.八月(自宅録音ver.) [試聴] M2.夏休みがはじまらない https://soundcloud.com/theyouthhostel/8dfbwcqbgg90 M4.八月 https://soundcloud.com/theyouthhostel/tlnelg2p0utr
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ゆ~すほすてる "かなしい"
¥1,080
SOLD OUT
これはどうにもならないな、と文字通りお手上げの姿勢で伸びをしたりすることがあって、そんなときの気分は100のネガティヴじゃなくてあとの半分は開き直りとか、もっといえば「やっぱりそれでも」な自分が存外にも幅を取って居座っていたりする。 ゆ~すほすてるでエガワさんが歌うのはそんな日常の(※少しだけ一般的な人より思い込みの激しいぼくらが抱えがちな)哀しみだけど、それをまるまま吐露するでもなく説教臭いでもないフォークロックなショートチューンが耳の中を通り過ぎたとき、「だよね」って寄り添ってくれるあたたかみがすこしの後味として残る。例えばM3.素直になりたいは"やっぱ無理だから今日も泣いている"という詞で終わるけど、そうして泣くってことはやっぱりどこかで自分が悔しいからなんだと、考えすぎかもしれないけどだからぼくはいつもこの「かなしい」ってアルバムを聴くと明日も頑張ろうって思えます。 - 1.どうでもいいんだ 2.さみしさなんて 3.素直になりたい 4.七月 5.かなしい 6.街 [M5.かなしい MV] https://www.youtube.com/watch?v=jXYx367k6TU
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figure "Parakalein"
¥1,080
Teen Runnnings Vo/Gt金子氏のレーベル「Sauna Cool」から実に3年ぶりのリリースは、鳥取県米子市在住:長谷部仁信氏によるプロジェクト"figure"のカセットEP「Parakalein」。 The Radio Dept.やDay Waveが巻き起こした風を感じるローファイでクールなベッドルームポップ。夏の日差しも冬の寒さも飛び越えてくる不思議な温度感のサウンド(「ヘッド博士」を想起したのが最初の印象でした)は、エンジニアとしてレーベル他作品も担当されたHARVARD植田康文氏によるミックス……言うまでもないですが彼の手腕もこのフォギーな質感の実現に一役二役買っていることでしょう。Gingerlys好きな方にも刺さりそうなドリーミーぶり。地方の音を掬い上げるレーベルの雄姿もまた素晴らしいですね。 DLコード付の100本限定プレスということでぜひお早めにお願いします。 - 1.Algae 2.Daylight 3.Jasper 4.True Bosom 5.Mary 6.Christmas Eve of 1992 [試聴] M2.Daylight https://www.youtube.com/watch?v=D78capZIyRc M6.Christmas Eve of 1992 https://www.youtube.com/watch?v=Y62sGKRqAmQ [レーベルHP]http://saunacool.com/
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Youthmemory "Dreamin'EP"
¥540
SOLD OUT
若い時代を振り返るとき、鳴っていてほしい音楽ってあると思う。YouthmemoryのDreamin'EPは自分の中で長い間その第一候補に挙がっていて、8㎜フィルムのようにコマ落ちして焼けた色の記憶が光を取り戻し息を吹き返すような瑞々しいギターポップの名盤。ディストロやるなら絶対に取り扱いたいって思っていたので快諾頂けたのがとても嬉しい! Pains of being pure at heartやSad day for puppetsが歪ませたギター、The La'sやRocketshipが奏でた至極のメロディーがこの1枚に詰まってる奇跡があなたにも届きますように。 - 01.Dreamin’ 02.Darlin 03.Sunday Afternoon 04.Sun Fran 05.Sunday Afternoon (Alternative) [試聴]https://youthmemory.bandcamp.com/album/dreamin-ep
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V/A - BURGER WORLD: JAPAN
¥1,080
SOLD OUT
カセットからPCに音楽を取り込んだ経験はハタチを超えてから何度かあって、確か最初は親父から譲り受けたBeatlesの"Sergeant pepper lonely hearts club band"のステレオだった。余丁をみて、-12dbで録っておいて自分で少し音圧を挙げてみたり。いけない遊びをしてるみたいで、そんなことが何故だか楽しかった。 泣く子も黙るBURGER RECORDSが日本のコンピレーションを作ったらしい、そんな噂は聞いていましたが内容聴いて不勉強を悔いました。豪華絢爛ここにありです。雛壇は個性と個性のぶつかり合いやと小籔先生も仰ってましたがコンピ作品もまた然り、各々が思うインディーを限りある時間の中で表現しきった17組/17曲。加えてDLコードなし。漢気一発カセットオンリー。この心意気を買わずして、いやしかしと踏ん切りのつかないあなたは是非はハードオフへ。 ラジカセ買ってインターフェースに突っ込めば、スマホでもあのこってりスカスカミドルが堪能できますよ。時代じゃないかもしれないけれど、A/B巻き戻して再生が終わるのを気にしてるあの高揚感って絶対ニセモノじゃないと思うから。 - 1.cattle - Somehow Hear 2.Tendouji - SALV 3.Tawings - Listerine 4.CHAI - ぎゃらんぶー 5.The Pat Pats - Everyday 6.Mellvins - By My Side 7.Gorilla - Oh Tonight 8.The Fadeaways - I Hate You 9.Dhidalah - Counter Earth 10.Clams - See The Brightest Star 11.Luby Sparks - The Short Lived Girl 12.shinowa - Snow, Moon, Flowers 13.Youthmemory - Neo Tokyo 14.Yuki Kikuchi - I'll Be Next To You 15.Foodie - Mall 16.Boys Age - Demiurgos 17.Minami Deutsch - Futsu Ni Ikirenai [試聴]https://burgerrecords.bandcamp.com/album/burger-world-japan
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Balloon at dawn "Inside a dream"
¥1,200
Balloon at dawnの2015年作は最新フルアルバム「Tide」にも共通する世界観を有した1st EP。ビットクラッシュ気味のサウンドはLetting Up Despite Great Faultsの影響が色濃く、当時はバンドがドラムレスの編成ということもあって機械的なビートは続いていく日常を思わせる。和歌山のロッジに籠って制作された楽曲のキャッチーさ。そしてその真裏で、コード進行や詞が痛切な心象風景を丁寧に描写していく。 ティーンからアダルトに差し掛かる頃に今作が完成したことで続いた彼らの物語のはじまり。改めて触れてみると、聡明だけど陰のあるまなざしに映る透明な色の中、日々の後ろ暗さを憂うことだってごく自然な生理だなと感じます。振り返って解ることが多い彼らの作品群から初期の1枚、この機会にいかがでしょうか。 - 1.七月 2.プールサイド 3.Chroma 4.B(e)side/Bedside 5.Teenage idol 6.Seaside 7.眠る日 [試聴]https://balloonatdawn.bandcamp.com/album/inside-a-dream
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Ancient Youth Club × Balloon at dawn "Carousel"
¥1,000
札幌と大阪でお互いを意識しあうドリームポップバンド2組のスプリットに、お互いが「距離」を思う曲を提供したのは果たして偶然なのでしょうか。 ひそかに離れ滑り落ちる感情の推移を憂うAncient Youth Club"Slip out"、パースペクティブに都市を俯瞰したBalloon at dawn"hanagumori"、趣向は似ながらシングルのサウンドとしては対照的でもある手の内を見せ合ったのち混ざり合うM3"Carousel"。 この共作楽曲の制作基盤となった4つのテーマ、「かつて楽しさや活気で満ち溢れていた廃遊園地/逢/憧れ/はじまり」はSNSで公募、選出されたもの。 インターネットが便利な時代だから~と揶揄する人はいますが、ぼくはそこで生まれる結束に善し悪しもなにも全然変わりはないと思う。そういえばこの2組、あるライブ終わりでスポッチャに消えていったのがすごく印象的だった。 サウンドやメッセージの真摯さを翻す無邪気なパワーをも纏った一枚です。 - 1.Slip out / Ancient Youth Club 2.hanagumori / Balloon at dawn 3.Carousel / Ancient Youth Club and Balloon at dawn [試聴]https://www.youtube.com/watch?v=Dvy4B2fY3Wk [M3"Carousel"FULL]https://www.youtube.com/watch?v=8nwmG2O25qg
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Balloon at dawn "Tide"
¥2,600
大阪のドリームポップバンドが2018年、その活動に幕を下ろす。Balloon at dawn「Tide」。初となるフルアルバムで放たれる音の仕掛けはM83 / The xx / washed out / Letting UP Despite Great Faultsら先人から受け取った遺伝子の躍動に満ち満ちている。大胆なフレーズのサンプリング、密に推敲を重ねたというサウンドメイク、それらにより日本語の切実さ・優しさを憶える洗練された詞は一層際立つ。何がどこに置かれ、どう浮かび、曇っていくのか。可聴域のあちこちに意識をすくわれ、向き合うたびにハッと発見がある。 そういう奥深い作品がジャパニーズインディーポップの名門:Dead Funnyからリリースされることが眩しく、そのレーベル創立にTideのエンジニア:Kensei Ogata氏のバンド:talkが根幹から関わっている物語性すら、フロントマンの井口くんらしい素敵な偶然を思ってしまう。 これまでの彼らの作品と同じく……だけどきっとこれまで以上に、普通にも特別にも寄り添ってくれるアルバム。こうして終わりが来たとして、その不在を思いながら聴くことに意味があるバンドはとても貴重だ。いつ書棚から手に取ったって埃を被っていない小説。その顛末が潮の満ち干きのように誰かの心に深く溶け込んでいくのなら、この現実だって(彼らが描いてきた虚構と同じように)美しいのではないでしょうか。 - 01.edit dna emiT 02. Byyourside 03. hanagumori 04. Same (City) Lights 05. Fiction Girl 06. Silence/Outside 07. Alone2 08. 潮の街 09. 百日 10. リミナリティのすべて 11. 紗幕と鉄塔 12. あたらしい海 13. 八月 [試聴]https://open.spotify.com/album/0JSxSbzIOwwEtrP9tyuKzF?si=-_pq1UCjRPGeXFVzF8oZwQ [M12"あたらしい海"MV]https://www.youtube.com/watch?v=0dD6PjskxyQ [M03"hanagumori"MV]https://www.youtube.com/watch?v=WFDQFxiKx0E
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[M!002-C] colormal - merkmal (cassette + DL)
¥1,500
SOLD OUT
2018年1月の発売後、1年で在庫が枯渇してしまったcolormal"merkmal"。CDの再プレスはしません、とお約束しましたが、再販の要望が多かったのでこの度カセット+DLコードの形態で数量限定再発致します。以下、colormal本人のコメントです。 ◆colormal"merkmal"カセット化によせて◆ 僕は「merkmal」を作った当初、こんなにも沢山の人と出会うきっかけになり、自分の世界を広げてくれるアルバムになるとは想像もしていませんでした。そしてありがたいことにCDが売り切れたとのことで、感謝の気持ちを込めてカセットテープとして再度リリースさせていただきます。「CDは再プレスしません」と宣言した約束通り、CDはもう再販しませんが、このカセットテープをきっかけに新たな出会いが生まれれば、と思います。来たるセカンドアルバムも現在レコーディング中です。そちらはmerkmalと地続きの内容になっているので、これを聴いて待っていてください! colormal - - - - - colormal(カラーマル)は大学進学後、バンドを始められなかった家永亮によるソロプロジェクト。 soundcloudでの楽曲公開を活動の主としてきた彼がアノトラックスからのフリーEPリリースを経て、2018年1月17日に初のフィジカルリリース。J-POPや邦ロックへの素直な憧れ、インターネット的デジタル観、アナログライクな質感までを網羅し、宅録の本当の意味での自由度の高さを物語る1枚となった。 1.夢みる季節 2.大きな怪獣 3.まばゆい 4.さまよう 5.花に嵐 6.日記 7.東京 8.鎹 +DLコードにはカセットテープ未収録楽曲(公式通販限定soundcloud音源)がデフォルトで3曲付属 [live video "大きな怪獣/花に嵐"]https://youtu.be/wmVg8wh4pFQ [DIGEST]https://www.youtube.com/watch?v=LnzwFHOTAik [FULL SIZE ALBUM]https://www.youtube.com/watch?v=7gOwbTz1d2A [SPECIAL SITE]https://mabaserecords-colormal-merkmal.tumblr.com/ - ◆完全予約販売のため、本作の発送は8月以降を予定しております。そのため、本作とあわせてご購入頂いたcogitodistro他商品も同じ便にて、8月以降に発送となります。ご了承ください。 【7/8更新】BASEのシステム都合上、予約商品とそれ以外を一緒に購入することができないようです。お手数お掛け致しますが、ご購入の際は予約商品とそれ以外とで一度ずつ、購入のお手続きをお願い致します。その場合でも、こちらでお客様の情報を管理していますため、予約商品が準備出来次第その他の商品と一緒に8月以降、発送させて頂きます。 なお、予約商品含めて5000円を超える注文を頂ける場合、送料が無料となります。その場合はお手数ですが、BASEのフォームを利用せず( mabaserecords@gmail.com )か、当BASEお問い合わせ欄までご連絡下さいますようお願い致します。
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[M!002] colormal - merkmal
¥1,500
SOLD OUT
colormal(カラーマル)は大学進学後、バンドを始められなかった家永亮によるソロプロジェクト。 soundcloudでの楽曲公開を活動の主としてきた彼がアノトラックスからのフリーEPリリースを経て、2018年1月17日に初のフィジカルリリース。J-POPや邦ロックへの素直な憧れ、インターネット的デジタル観、アナログライクな質感までを網羅し、宅録の本当の意味での自由度の高さを物語る1枚となった。 公式通販特典:soundcloud限定公開楽曲DonwloadURL 1.夢みる季節 2.大きな怪獣 3.まばゆい 4.さまよう 5.花に嵐 6.日記 7.東京 8.鎹 [DIGEST]https://www.youtube.com/watch?v=LnzwFHOTAik [FULL SIZE ALBUM]https://www.youtube.com/watch?v=7gOwbTz1d2A [SPECIAL SITE]https://mabaserecords-colormal-merkmal.tumblr.com/